日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第48弾として、6月1日から山口県を取り上げる。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。30日まで。山口県は2012年9月の第17弾でも特集し、今回で2回目。
国内線ファーストクラスの機内食は前回に引き続き、長門市の温泉旅館、大谷山荘の尾崎保・総料理長がプロデュース。上旬は県産の穴子山椒煮や長州ながと和牛、中旬は県産のシロバイガイを使用した小鉢やタイの包み焼き、下旬は季節の魚をすりつぶして昆布で包み、甘辛く煮付けた郷土料理「ほうかむり」や茄子豆腐などを用意。1カ月を通して、下関市の松琴堂(しょうきんどう)の和菓子「壇ノ浦 みなそこの詩」も合わせて提供する。
午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。午後3時50分那覇発羽田行きJL914便でも提供する。
羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県の銘酒や銘菓を提供。山口市の地酒「山頭火」や岩国市の銘酒「獺祭(だっさい)」など、日本酒を19種類用意する。山口市仁保地区のプリン「にほぷりん花」や、有精卵とハチミツを使用した「鶏卵せんべい」など、地元で親しまれている銘菓も提供する。日本酒は6月15日以降に提供する。
山口宇部発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルが当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイルをプレゼントする。実施期間は8月31日まで。
JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。とらふぐ刺身セットや山口市秋穂(あいお)特産の車エビセット、県を代表するブランド牛・阿知須(あじす)牛のサーロインステーキ、雁木の純米大吟醸酒、萩焼の花入や汲出しなどをそれぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は8月31日まで。
ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。5月には第47弾として、和歌山県を特集した。
関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)
・JAL、5月は和歌山特集 地域活性化「ジャパンプロジェクト」(15年4月27日)