ボラリス、A321を2機受領　メキシコ初

　エアバスは、メキシコの低コスト航空会社（LCC）ボラリス（VOI/Y4）に、A321型機2機引き渡したと現地時間5月21日に発表した。VOIが同型機を導入するのは初めてで、メキシコ国内の航空会社が導入するのも初となる。導入を記念して、独ハンブルクで記念セレモニーを開催した。

ボラリスのA321＝15年4月 PHOTO: Christian Brinkmann/Airbus

　同社向けA321は220席。燃料消費を改善する翼端の「シャークレット」を装備し、エンジンはIAE製V2500を搭載している。カンクンを発着する国内線への投入を予定している。

　2015年4月現在、A319を11機、A320を33機、A320neoを30機発注している。受注残はA320が12機、A320neoが30機。

　同社は2006年3月、トルーカ－ティファナ線で運航を開始した。現在はメキシコ国内のほか、シカゴやニューヨーク、ラスベガスなどの米国にも乗り入れている。グアテマラシティには6月18日、コスタリカのサン・ホセには9月10日に就航予定。

関連リンク
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