シンガポール航空(SIA/SQ)は現地時間5月21日、エアバスA380型機などに搭載するプレミアムエコノミークラスをシンガポール国内で公開した。8月9日のシンガポール-シドニー線で導入するもので、今後、北京やフランクフルト便などに拡大する。日本路線には12月1日、成田経由のシンガポール-ロサンゼルス線SQ12便で導入予定で、羽田便には導入未定。
A380には19機に導入。ボーイング777-300ER型機には19機、2016年1-3月期に受領予定のA350-900には20機に順次導入する。シート配列は2-4-2で、メーカーはA380と777-300ERが独ZIM、A350がゾディアック・シート・US。英国とシンガポールを拠点として、オリエント急行の内装やSIAのA380のスイートを手掛けたJPA(ジェームズ・パーク・アソシエーツ)社がデザインを担当した。
座席幅は18.5(46.99センチ)から19.5インチ(49.53センチ)。機材により異なる。シートピッチは38インチで、リクライニングは8インチ。レッグレストとフットレストも設置した。
機内エンタテインメント用には13.3インチのフルハイビジョンモニターを設置し、ノイズキャンセルのヘッドホンを備えた。このほか、シート電源、USBポート2基、カクテルテーブル、収納スペースを設置した。
機内食は3種類のメインから選択でき、事前選択サービス「ブック・ザ・クック」を利用できる。メインはシーフード・テルミドールやチキンのガーリッククリームソース、ローストチキンライスなどを用意する。
プレミアムエコノミーの利用者は、優先チェックインや手荷物の優先取り扱いを利用できる。受託手荷物は35キロまで。マイルは110%加算する。
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The New Sigapore Airlines Premium Economy Class
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【お知らせ】
機内食の画像を追加しました。(2015年5月22日 13:57 JST)