企業向けの公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを提供するラッカスワイヤレスジャパンは5月12日、関西国際空港が同社のサービスを採用したと発表した。
関空が採用したのは、デュアルバンド屋内アクセスポイント「Ruckus ZoneFlex」100台以上と無線LANコントローラー「Ruckus ZoneDirector 3000 シリーズ」2台。
関空ではこれまでもWi-Fiサービスを導入してきたが、スマートフォンやタブレットなど普及と旅行者からの需要増に対応するため、新たなネットワークの構築を検討していた。関空のネットワークを管理する関西国際空港情報通信ネットワーク社によると、ラッカス製品は他社製品と比べて、3割少ないアクセスポイントで同範囲をカバーできることなどで導入を決定したという。
ラッカスワイヤレスは企業向けのインターネットサービスを提供している。本社は米カリフォルニア州。