エアライン, 空港 — 2015年5月14日 08:30 JST

ANA、ビジネス機内食で福岡のイトヨリダイ 「Tastes of JAPAN」第8弾

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 全日本空輸(ANA/NH)をはじめとするANAグループでは、6月から8月までの3カ月間、機内や空港ラウンジで富山、奈良、福岡の各県の特産品を提供する。日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」の一環で、今回で第8弾。

イトヨリダイやおきゅうとの「郷土料理 福岡」(ANA提供)

 日本発のバンコク、シンガポール、ジャカルタ行きビジネスクラスでは、福岡をテーマにした「郷土料理 福岡」を提供。県内でも高級魚として人気のあるイトヨリダイを蒸した主菜を、エゴノリという海草から作る「おきゅうと」とともに提供する。日本発欧州行き路線ビジネスクラスでは、ソテーしたスズキに奈良県産のヒモトウガラシを載せ、リンゴ酢で作ったドレッシングをかけた一品を提供する。

 羽田空港と成田空港の各国際線ラウンジでは、奈良のイチゴ「あすかルビー」のジャムを使用したエクレアなどを提供する。

 羽田国際線ラウンジ内「DINING h」では、奈良県と福岡県産黒毛和牛のサーロインステーキや、富山の夏野菜を使用したドライカレーを提供する。ドライカレーはウスターソースと白ゴマを使用してスパイシーに仕上げた。奈良県産和牛ステーキは6月、ドライカレーは7月、福岡県産和牛ステーキは8月にそれぞれ提供する。

 機内では、富山湾で獲れる白エビを使用したスナック「白っえびせん」などを販売する。

 また、各県の日本酒を空港ラウンジに用意。羽田国際線では富山、成田と関西の各国際線では奈良、羽田国内線では福岡の日本酒を用意。羽田ではそれぞれ12銘柄ずつ、成田と関西では14銘柄を準備する。

 「テイスト オブ ジャパン バイ ANA」は、2013年9月にスタートしたプロジェクト。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに3カ月間、3つの都道府県をピックアップして特集する。約4年ですべての都道府県を網羅する予定。2月から5月までの第7弾では、福島、大阪、鳥取の各府県を紹介した。

欧州行きビジネスクラスで提供するスズキのソテー(ANA提供)

富山の夏野菜を使用したドライカレー(ANA提供)

奈良県産黒毛和牛のサーロインステーキ(ANA提供)

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