新関西国際空港会社は5月12日、関西空港から大阪市内へ向かうバスを24時間化すると発表した。今夏の実施を目指し、バス会社へ要請しており、深夜早朝に関空へ到着する便の増便や、急増するインバウンド(訪日旅客)需要に備える。
関空から大阪市内への深夜早朝バスは現在、午後11時45分発の梅田行き、午前0時30分発のなんば行き、午前0時45分と午前1時45分、午前5時発の梅田行きの5本。このうち、梅田行きを午前0時から午前5時まで毎時0分発に改める。午前0時から午前2時まではダイヤ変更で対応し、新たに午前3時と午前4時発のバスを新設する。
新関空会社では、1日24時間のうち、どの時間帯でも1時間に1本は大阪市内へ向かうバスを整備したいという。
7月には、LCC用の第2ターミナルへ向かうバス乗り場などがある商業施設「エアロプラザ」内にイスを約200席設置し、仮眠や休憩できるスペースを提供。シャワールームも新設する。
増加する深夜早朝便の利用者に対応するため、国際線到着ロビーの案内カウンターも24時間化。現在の午前6時30分から午後10時までの案内時間を延長する。
関空発着便では、3月に中国最大のLCCの春秋航空(CQH/9C)が拠点化を発表。中国内陸部
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