デルタ航空(DAL/DL)は、客室乗務員と空港旅客係員の新制服のデザイナーに、ニューヨークを拠点とするデザイナー、ザック・ポーゼン氏を指名した。2018年初めから導入開始を予定している。
ポーゼン氏は新制服のデザインのほか、整備士やグランドハンドリング係員の制服の監修も担当する。
今後数カ月かけ、ポーゼン氏は空港などの現場で、制服に求められるニーズを把握する。試作品を制作後、機能性や着心地などを検証する試着テストを繰り返し、新制服を完成させる。
DALではブランド改革の一環として、新制服を導入。時代を超えた価値とファッション性、機能性を兼ね備えた新制服誕生を期待しているという。
ポーゼン氏はニューヨーク出身。ニューヨークとロンドンでデザインを学び、2001年にモダン・アメリカン・グラマーをテーマにした、最初のコレクションを発表した。DALによると、職人的なクラフトマンシップや身体構造を重視したデザイン、テキスタイルの巧みな利用が特色だという。バッグやアクセサリー、サングラス、小物などを扱うブランドも展開する。また、ブルックス ブラザーズのウィメンズライン(婦人服)のクリエイティブ・ディレクターに就任し、2016年春に最初のコレクションの発表を予定している。
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