スイス インターナショナル エアラインズ(SWR/LX)は4月24日、成田発チューリッヒ行きで提供する機内食を東京・四谷のレストラン「オテル・ドゥ・ミクニ」で公開した。ファーストとビジネスで提供するもので、同レストランの三國清三(みくに・きよみ)オーナーシェフがプロデュースした。5月上旬から提供を開始する。
ファーストクラスでは前菜として、ズワイガニとカリフラワーのボロネーズやラタトゥイユのジュレなど、5種アミューズの盛り合わせを提供。スープはゴボウのチャウダーを用意する。
メインの魚料理では、大きめのフグとシイタケやシメジなどのソテーをシャンピニオン(マッシュルーム)ソースにからめた「フグのポワレ、シャンピニオンソース」など4種類を用意。デザートはコーヒーとショコラのモンブラン、抹茶のムースなどを提供する。
ビジネスクラスのメインも4種類。和牛フィレ肉はミディアムレアのステーキで、木の芽をピューレした味噌とレフォール(西洋ワサビ)のソースを添えた。
ワインは赤と白とも、スイス南部のティチーノ州のものを用意。白は「Vinattieri Bianco del Ticino 2013」、赤はティチーノ州で生産した4つのブドウをミックスした限定品「Quattromani 2012」などをファーストクラスで提供する。
1954年、北海道増毛町出身の三國シェフは、1974年に駐スイス日本大使館の料理長に就任し、スイス出身のフレディ・ジラルデシェフに師事。2002年からSWRの成田発路線ファーストとビジネスで、機内食メニューをプロデュースしている。
関連リンク
スイス インターナショナル エアラインズ
・スイス国際航空、チューリッヒ発22路線開設 欧州内強化(15年3月21日)
・スイス国際航空、南部ティチーノの機内食 上級クラスで(15年3月5日)