スカイマーク、運賃値下げ継続　6-7月分

　民事再生手続き中のスカイマーク（SKY/BC）は、4月から値下げした普通運賃と割引運賃について、6月以降も継続する。4月10日から販売を始めた。

運賃値下げを継続するスカイマーク＝15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　同社は4月1日搭乗分から普通運賃を値下げした。月曜から木曜と金曜から日曜・祝日の2種類に分け、従来よりも約8％から24％程度安く設定している。対象期間は6月1日から7月16日までで、予約変更可能な普通運賃を値下げすることで、ビジネス客の取り込みを図る。

　羽田路線の場合、福岡線は値下げ前の片道2万5900円を、月曜から木曜は23％安い1万9900円に、週末は15％安い2万1900円に値下げ。札幌線は6月搭乗分は3月までの2万3900円を21％安い1万8900円と13％安い2万900円に設定し、7月分は月曜から木曜のみ2万900円に値下げする。

　羽田5路線でもっとも値引率が高いのは、月曜から木曜の那覇線。値下げ前の2万8900円を24％値引き、2万1900円に設定した。

　同じ対象期間中、割引運賃も4月から値下げしたものを継続する。搭乗前日まで購入できる「前割1」、3日前までの「前割3」、7日前までの「前割7」、14日前までの「前割14」の4種類を設定した。対象は全路線で、いずれも販売席数に制限がある。搭乗前日まで予約できる空席連動型の割引運賃「フリーフレックス」は販売しない。

　羽田－札幌線の場合、前割14が片道1万1900円から、前割7が1万2700円から、前割3が1万3700円から、前割1が1万5400円から。

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