エミレーツ航空(UAE/EK)はこのほど、無線LAN(Wi-Fi)による機内インターネット接続サービスの導入機材が100機を突破したと発表した。エアバスA380型機59機すべてに導入したのをはじめ、ボーイング777-200LR型機と777-300ERで計47機に導入。106機に搭載している。
同社では機内Wi-Fiを月2機から3機のペースで導入している。システムの導入と運用に年間2000万米ドル(約23億9380万円)以上を投資している。今後、保有するすべての777-200LRと777-300ERに導入を予定している。
2011年に機内Wi-Fiサービスを開始し、2014年は約65万人が利用した。2014年10月からは10メガバイトの通信量を無料提供している。10メガを超えると、500メガごとに1ドルを課金する。10メガ無料サービスを導入していない機体の場合、500メガあたり1ドルで提供する。
同社によると、10メガ無料提供以来、利用者が5倍近く増加した。飛行時間14時間を超える長距離路線では平均で30%の搭乗客が利用しているという。
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エミレーツ航空
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