台湾のLCC(低コスト航空会社)、タイガーエア台湾(TTW/IT)は4月2日、成田-台北(桃園)線の運航を開始した。1日1往復の運航で、台湾のLCCとしては日本初就航となる。
運航機材はエアバスA320型機(180席)。IT201便は成田を午後0時10分に出発、台北には午後3時に到着する。IT200便は台北を午前7時に出発、成田着は午前11時10分。
TTWによると、成田着の初便となったIT200便は、定刻どおり午前11時10分に満員で成田に到着。成田発のIT201便は定刻どおりの午後0時10分に成田を出発。7割程度の利用者だったという。
TTWは2014年4月設立。台北-バンコク(ドンムアン)、チェンマイ、マカオ、シンガポールの各線と、高雄-マカオ線を運航している。
2015年夏ダイヤでの成田-台北線はTTWのほか、チャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が4往復、バニラエア(VNL/JW)が3往復、日本航空(JAL/JL、9201)とエバー航空(EVA/BR)が2往復ずつ、全日本空輸(ANA/NH)とトランスアジア航空(復興航空、TNA/GE)、デルタ航空(DAL/DL)、スクート(SCO/TZ)、キャセイパシフィック航空(CPA/CX)が1往復ずつ、計10社が15往復を運航する。
運航スケジュール
IT201 成田(12:10)→台北(15:00)
IT200 台北(07:00)→成田(11:10)
関連リンク
Tigerair
・タイガーエア・タイワン、日本初就航 4月に成田-台北線(15年3月25日)
・チャイナエア、タイガーエアとLCC設立 14年末就航へ(13年12月20日)