全日空の伊丹と岡山ラウンジ、8月オープン　地元銘品も

　全日本空輸（ANA）は伊丹空港の「ANAラウンジ（ANA LOUNGE）」を9年ぶりにリニューアルし、8月1日に新装オープンする。また、ANAの就航50周年を迎える岡山空港には、航空会社唯一のラウンジとなるANAラウンジを8月9日に新設する。

伊丹空港（上）と岡山空港のラウンジ（ANA提供）

　両ラウンジ内の照明はすべてLEDを採用。伊丹では改修前との比較で約40％の消費電力削減が見込まれ、ラウンジ内の省電力化を進める。

　また、空港ご当地の銘品をラウンジ内のサービスに加える。ANAとしては両ラウンジが初の試みで、秋以降は伊丹と岡山以外でも展開するという。伊丹では462年の歴史をもつ小西酒造と、岡山では創業から60年以上養蜂を行っている山田養蜂場と提携する。

　小西酒造は2種類の清酒とビールと日本酒の製法を融合させたる紅色のビール「ガーネット・ルージュ」を、山田養蜂場はハチミツと国産ゆずで作った「ゆずハニードリンク」を提供する。

　ラウンジの座席数は、伊丹が改装前の399席から4席増の403席、新設の岡山は54席。

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