エールフランス航空(AFR/AF)は、7月から羽田-パリ線に新しいファーストクラス「ラ・プルミエール」を本格導入する。
ラ・プルミエールはボーイング777-300ER型機に導入。座席数を従来の8席から4席に減らし、完全な個室空間として利用できるようにした。
ベッドは長さ201センチ、幅77センチ。座面は57センチ。革や織布、スエードを使用した内装は、デザインをデザインコンサルティング会社の英プリーストマングードとブランデイマージュ、製造をB/Eエアロスペース社が手がけた。スクリーンは24インチでタッチパネル式。スイート全体の長さは2.3メートル、1席あたりの広さは3平方メートルとなる。
また、随行者がいる場合、ファーストクラスの乗客と向かい合わせで座り、大型テーブルを出して打ち合わせや食事ができる。
各席ごとにカーテンで仕切れるようにし、窓の日よけは二重構造を採用。カーテンを閉じると天井まで区切られた個室となり、フルフラットシートや大きめの枕とともに快眠をサポートする。同社によると、ファーストクラスの各席に空間を区切るカーテンを設けるのは、航空会社で初めてだという。
ラ・プルミエールは、2014年9月からパリ-シンガポール、ジャカルタ、ニューヨーク線に順次導入済み。
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