エアバス, エアライン, ボーイング, 機体 — 2015年2月27日 16:46 JST

タイ国際航空、札幌－バンコクに787　機材小型化

　タイ国際航空（THA/TG）は3月29日の夏ダイヤから、札幌－バンコク線にボーイング787-8型機を投入する。機材を小型化し、需給調整を図る。

札幌－バンコク線で787-8を導入するタイ国際航空＝14年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　THAの787-8はビジネス24席、エコノミー240席の計264席。冬ダイヤでは777-300（ビジネス34席、エコノミー330席、計364席）で運航していた。787-8はバンコク発の成田線TG643/642便と中部線TG647/646便、福岡線TG649/648便で引き続き導入する。

　1日3往復運航する成田－バンコク線のうち、TG643/642便を期間運休する。成田発のTG643便は5月26日から7月1日まで、バンコク発成田行きTG642便は5月25日から6月30日まで運休となる。

　冬ダイヤでエアバスA380型機（ファースト12席、ビジネス60席、エコノミー435席、計507席）を導入している成田線2往復と関西線1往復は、A380で引き続き運航する。成田線TG641/640便は6月30日出発まで、関西線TG623/622便は7月1日出発まで導入する。

　1日2往復する中部（セントレア）－バンコク線のうち、TG647/646便を深夜便に変更する。同路線の深夜便は2008年5月18日、週3往復で運航を開始。2009年1月9に運休していた。深夜便の運航は6年2カ月ぶりとなる。