航空機内装品大手のジャムコ(7408)はこのほど、エアバスA380型機向けのストリンガー(垂直尾翼用縦通材)を初出荷した。
同部材は炭素繊維複合材料を使用した、T型断面のもの。短いもので約4メートル、長い物では約11メートルになり、1機当たり合計で約360メートル必要になるという。
ストリンガーは宮城県名取市の工場を1月9日に出荷。A380の垂直尾翼を担当するエアバスの独シュターデ工場へ船便で5週間掛けて送られた。
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