ボーイングは現地時間2月12日、大韓航空(KAL/KE)が777F貨物機を5機追加発注したと発表した。カタログ価格で総額15億ドル(約1787億円)。
KALは現在、747-400Fを17機、747-8Fを5機、777Fを4機の計26機の貨物機を運航しており、いずれもボーイング機。
777Fは旅客機の777-200LRを母体に開発された貨物機で、2005年にローンチ。初号機は2009年2月に、ローンチカスタマーのエールフランス航空(AFR/AF)に引き渡された。エンジンは777-200LRと同じ米GE製GE90-110B1を搭載する。最大離陸重量は76万6000ポンド(34万7450キログラム)、航続距離は4885海(9045キロメートル)となっている。
ANAホールディングス(9202)も、1月30日に発表した2014-16年度のANAグループ中期経営戦略ローリングプランで、777Fの導入を検討する意向を示している。
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大韓航空
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