大韓航空(KAL/KE)はこのほど、ビジネスクラスの新仕様シート「プレステージスイート」を公開した。従来、水平に並んでいた座席のうち、窓側の座席を前に配置。通路へのアクセスを考慮し、通路側座席の利用客にも配慮した作りにした。
エアバスA330-300型機に設定した。座席数はビジネス18席のほか、ファースト6席、エコノミー248席と252席。計272席か276席となる。配列は2-2-2で3列。
窓側席のピッチは約12インチ増加の86インチ(約218.44センチ)。通路側は75インチで11インチの差があるが、通路による違いのみで座席の大きさは同一。幅は21インチ。ベッドモードの場合、長さ73インチ、幅22.5インチとなる。
モニターは従来より1.6インチ拡大した17インチのものを設置。リモコンをスマートフォンと同じ静電式タッチパネルを採用した。
プレステージスイートはソウル(仁川)-広州、ハノイ、シンガポールの各線に導入。今後、6機のA330-300、12機のボーイング777-300ER型機、747-8と787-9に10機ずつの導入を予定している。
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