国土交通省航空局(JCAB)保有の日本航空機製造YS-11型機を落札した航空部品販売会社エアロラボ・インターナショナル(大阪・八尾市)は2月7日、羽田空港の旧整備場地区で落札後初めてエンジンを始動した。
同機はJCABの飛行検査機だった機体。6機あったYS-11のうち、最後の1機(YS-11A、元登録番号JA8709)で、エアロラボが2014年12月に223万200円で落札した。7日はYS-11の元パイロットが左右2基のエンジンを始動し、状況確認を行った。
同社によると旧整備場地区は騒音対策の関係で、最大出力でエンジンの動作確認が出来ないという。整備が進み次第、沖合まで自走して確認する。
今後は機体の塗装作業を開始し、整備費用を寄付した人の名入れなどを行う。米国籍機(Nナンバー機)として登録後、3月上旬の再飛行を目指す。
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