スカイマーク(SKY/BC、9204)は1月29日、仙台-福岡線も3月29日からの夏ダイヤで運休すると発表した。すでに発表済みの那覇-宮古線、那覇-石垣線と合わせて、3路線が運休になる。
仙台-福岡線は2013年4月20日、札幌線とともに初の仙台路線として就航。2014年12月の福岡線のロードファクター(座席利用率)は48.4%(前年同月比4.4ポイント低下)、搭乗者数が1万455人(同9.8%減)、提供座席数が2万1594席(同1.6%減)だった(仙台-福岡線就航時の記事はこちら)。
3路線のほか、中部-札幌(新千歳)線と中部-那覇線について減便を継続。運休するのは、札幌線がSKY765便と767便、762便、766便で、那覇線はSKY553便と557便、550便、552便で、両路線とも1日2往復4便運休し、1往復2便を運航する。
1月29日時点の路線数は直行便24路線、経由便4路線の計28路線。夏ダイヤの直行便は21路線となる。
機材数は29日現在、ボーイング737-800型機(177席)が27機、エアバスA330-300型機(271席)が5機。このうち、A330は2月1日から運航を停止して737に統一し、運航コストを抑える。
関連リンク
スカイマーク
3月29日から8月31日の運休・減便
仙台-福岡:全便(当初予定1日2往復)
中部-新千歳:1日3往復から1往復
中部-那覇:1日3往復から1往復
那覇-宮古:全便(当初予定1日4往復)
那覇-石垣:全便(当初予定1日4往復)
2月1日から3月28日の減便
新千歳-仙台:1日3往復から2往復
新千歳-茨城:1日2往復から1往復
中部-新千歳:1日2往復から1往復
中部-那覇:1日2往復から1往復
神戸-新千歳:1日2往復から1往復
神戸-米子:1日2往復から1往復
神戸-那覇:1日2往復から1往復
福岡-仙台:1日2往復から1.8往復(水曜のみ運休)
福岡-茨城:1日2往復から1往復
福岡-那覇:1日4往復から2往復
那覇-宮古:1日3往復から2往復
那覇-石垣:1日3往復から2往復
スカイマーク主要記事
15年1月
・A330導入「会社設立並みに大変だった」 スカイマーク、737一本化で原点回帰(15年1月30日)
・スカイマーク、A330運航停止へ 宮古・石垣は運休(15年1月29日)
・スカイマーク、民事再生法申請 社長に有森氏、インテグラルが支援(15年1月28日)
・スカイマーク、12月利用率54.5% 路線の半数50%割れ(15年1月11日)
・「役員変えろと言われたことない」スカイマーク、ANAへの出資要請否定(15年1月9日)
・スカイマークのコードシェア、夏ダイヤに間に合うか(15年1月3日)
14年12月
・スカイマーク、2月に臨時株主総会 第三者割当増資で(14年12月31日)
・「自立した経営維持したい」スカイマーク激動の一年を振り返る(14年12月21日)
・スカイマーク、ANAにも提携申し入れへ 経営の独立性は維持(14年12月10日)
14年11月
・なぜスカイマークはJALと組みたいのか シリーズ・航空業界素朴な疑問(3)(14年11月23日)
・スカイマーク、JALに経営支援要請 コードシェア検討(14年11月21日)
14年7月以前
・エアバス、スカイマークのA380契約全機解除 損害賠償請求へ(14年7月29日)
・「もう一度関空もやぶさかではない」 スカイマーク西久保社長インタビュー(13年7月31日)
・スカイマーク、仙台就航 福岡初便は搭乗率88%(13年4月20日)
【お知らせ】
A330の受領機数を改めてスカイマークに確認したところ、初出の6機ではなく5機であることを確認しましたので、当該箇所を修正しました。(2015年2月3日 19:17 JST)