春秋航空(CQH/9C)はこのほど、関西-蘭州線の運航を上海経由で開始した。従来の関空-上海線を蘭州まで延伸して運航する。関空から蘭州への就航は初めて。
1月23日から、1日1往復のデイリーで運航している。9C9000便は午前9時に関空を出発、上海に午前10時40分に到着する。上海を午前11時50分に出発、蘭州には午後3時15分に到着する。9C8999便は蘭州を午後4時20分に出発、上海に午後7時10分に到着する。上海を午後8時25分に出発、関空着は午後11時35分。運航機材はエアバスA320型機(180席)。
関空-上海線はこれまで、1日2往復を含む週17往復を運航。このうち1往復を蘭州まで延伸し、中国内陸部からの訪日需要を掘り起こす。さらに週3往復を青島発着に切り替え、青島からの高まる訪日需要に対応する。
CQHは蘭州と上海、青島のほか、重慶線を週3往復、天津線を週4往復、武漢線を週4往復、それぞれ直行便で運航している。
蘭州は内陸部、甘粛省の省都。シルクロードとチベットの分岐点としても知られている。
運航スケジュール
9C9000 関西(09:00)→上海(10:40/11:50)→蘭州(15:15)
9C8999 蘭州(16:20)→上海(19:10/20:25)→関西(23:35)
関連リンク
春秋航空
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