ガルーダ・インドネシア航空(GIA/GA)は1月9日、週5往復で3月に開設予定だった中部-ジャカルタ線の就航を延期すると発表した。延期期間は未定だが、GIAでは早期の就航を目指すとしている。
2014年12月に就任したアリフ・ウィボウォ社長兼最高経営責任者(CEO)の経営施策の一環として決定。ルピア安や円安などの為替変動、他社との競争などにより、事業計画の見直しを進める。
当初の予定では3月28日から、中部発月曜、水曜、金曜、土曜、日曜の週5往復を計画。運航機材はエアバスA330-200型機を投入する予定だった。2014年9月、愛知県の大村秀章知事がジャカルタを訪問、会合の中で確認されたもので、近年、インドネシアへの日本企業の進出による需要増を受けて決定したものだった。
GIAは1月から、羽田-デンパサール線と成田-ジャカルタ線の一部も運休。経営の合理化を図る。
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ガルーダ・インドネシア航空
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