全日本空輸(ANA/NH)は、国際線ビジネスクラスに搭乗して、機内の様子を撮影してもらうモニターを1月10日から29日まで募集する。人数は60人で、応募期間を3回に区切り、各回20人ずつ選ぶ。
ANAが運航する羽田と成田空港を出発便で、ビジネスクラスがある国際線全路線が対象で、搭乗期間は2月8日から3月7日まで。モニターに選ばれた乗客はビジネスクラスに乗り、体に装着する「ウェアラブルカメラ」で客室乗務員とのやり取りなどを撮影する。同社がウェアラブルカメラを営業便で使い、乗客にサービスを体験してもらう試みは、今回が初めて。
モニターが撮影した動画は、3月末からテレビCMやウェブサイトなどで公開を予定。動画を見た人に、機内サービスを疑似体験してもらう。また、同社では動画の特性を生かし、乗客の視線や視界を分析することで、サービス改善に役立てる取り組みを検討しているという。
1月10日に公開する申し込み用特設サイトでは、希望日程や路線を選べるようにする。サービス体験する往路はビジネスクラスだが、復路はエコノミークラスとなる。ANAが提供するのは往復航空券のみで、空港までの交通費や現地での宿泊費などは参加者負担となる。
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