日本航空(JAL/JL、9201)は1月6日、「こども鶴の絵コンテスト」の表彰式を、東京・大田区の羽田空港JALメインテナンスセンターで開催した。
同コンテストは、東京・原宿と広尾で幼児教室を運営する「アンテナ・プレスクール」(石井至校長)が主催。未就学児を対象に、2014年7月から9月までタンチョウを題材にした絵を募集した。JALは北海道新聞などと協賛した。
表彰式を前に、JALの大西賢会長は「描かれたツルは生き生きとしていて、今にも動き出しそう」と述べ、子どもたちの画力に感心していた。中には、茶色い赤ちゃんツルを題材にした作品も。ツルの赤ちゃんを見たことがない大西会長は「こういう色をしているというのを絵を通じて初めて知った」と、子どもたちの絵から学んだことを明かした。
全国から集まった70点の中から、最優秀賞には渋谷区の居川心美ちゃん(5)、釧路市長賞には文京区の加藤由里子ちゃん(5)、北海道新聞社賞には京都市の岩崎太壱くん(5)、JAL賞には世田谷区の西原一翔くん(5)の作品が選ばれた。受賞作品は1月6日から20日まで、歴代の制服や機体などを展示する「スカイミュージアム(SKY MUSEUM)」で展示する。
受賞した子どもたちには賞状や記念品などを贈呈し、スカイミュージアム見学へ案内。子どもたちは客室乗務員や機長の小さな制服を着用しての記念撮影、航空機を誘導するマーシャラーなどを体験した。
スカイミュージアムに隣接する格納庫の見学もサプライズで実施。本来は小学生以上を対象にしたものだが、大西会長の判断で、今回に限り未就学児にも公開することにした。
子どもたちは間近にする航空機の大きさにびっくりした様子。子どもたちだけでなく、付き添いのお父さんやお母さんが楽しんでいたようで、格納庫内を喜々として撮影する姿が見受けられた。
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SKY MUSEUM(日本航空)
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6段目、一部文言を追加しました。(2015年1月7日 9:34 JST)