ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の20号機目となるエアバスA320型機(登録番号JA20JJ)が12月19日夜、成田空港に到着した。
すでに同社は日本国内でエアバス機をもっとも多く運航する航空会社となっており、国内に4社あるLCC(低コスト航空会社)のうちでも、20機という機材数は最多だ。現在は国内11都市に18路線を展開する。
─ 記事の概要 ─
・ピーチは10機超で黒字化
・国際線で勝負するジェットスター
・20号機、実は23機目
JJPの2014年6月期の純損益は111億円の赤字。20機目の就航で、早期の赤字解消を目指す。
ピーチは10機超で黒字化
国内初のLCCとして2012年3月に運航を開始した、関西空港を拠点とするピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、A320を現在14機で、国内10路線、国際6路線を運航している。
12月2日には就航以来の搭乗者数が700万人を突破。2014年3月期決算では、純利益が10億4600万円(前期は12億900万円の純損失)と、就航以来初めて単年度黒字を達成している。
APJもJJPも、使用している機材は180席仕様のA320で同じ。APJでは、機材数の採算ラインについては、10機超で黒字化できるとしており、先の決算でこれを証明した形だ。
2016年3月末には
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