エアライン, ボーイング, 官公庁, 機体, 空港 — 2014年12月18日 17:03 JST

アメリカン航空の緊急着陸、運輸安全委が調査

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 アメリカン航空(AAL/AA)の仁川発ダラス行きAA280便(ボーイング777-200型機、登録番号N751AN)が12月17日、成田空港に着陸した問題で、国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)は18日、概要を明らかにした。

アメリカン航空の777(当該機と同型のもの)=13年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 AA280便(乗員15人、乗客240人、計255人)は16日午後6時15分、仁川空港を離陸。石川県小松市から茨城県久慈郡大子町間の上空、高度8200メートルを飛行中、機体が揺れ、客室乗務員3人と乗客9人が負傷した。

 その後、目的地を成田空港に変更。航空交通管制上の優先権を要請し、17日午前0時55分、緊急着陸した。乗員のうち1人が左肩を亀裂骨折、2人が打撲。乗客のうち1人が頸椎(けいつい)を骨折、8人が打撲だった。

 JTSBは17日、3人の航空事故調査官を派遣した。報告書は1年後を目処に公表する。

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