6月20日に成田空港で全日本空輸(ANA)の北京発成田行きNH956便が着陸する際、主翼前方付近の胴体部外板が変形した事故で、ANAは自社で行った調査状況を22日に発表した。当初乗客乗員193人にけが人はないとしていたが、3人の乗客が首や腰への痛みや違和感を訴えているという。事故原因は運輸安全委員会(JTSB)が「航空事故」として調査を続けている。(続報はこちら)
ANAによると、当該機のボーイング767-300型機(登録番号JA610A)には、乗客183人と運航乗務員2人、客室乗務員8人の計193人が搭乗。20日午後1時22分に事故が発生した。
着陸直後に整備士が機体を確認したところ、主翼前方付近の胴体部外板に幅約50センチメートル、長さは機体上面の
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