国際機関の日本アセアンセンターは12月17日と18日、航空と観光分野でASEAN(東南アジア諸国連合)市場がどのように変化していくかをテーマに、セミナー「2015年ASEAN経済共同体最新事情:観光と航空」を東京と大阪で開く。定員はいずれも200人で、参加費は無料。
ASEANは、2015年に関税撤廃や政策共通化などの市場統合により「ASEAN経済共同体(AEC)」を設立する。AEC発足後、観光と航空分野でASEAN市場がどのように変化していくのかを、第一線で実務に携わる専門家が講演する。
セミナーは3部構成で、第1部は専門家による最新事情の説明、第2部では今後のASEAN観光や航空に関するパネルディスカッション、第3部が質疑応答となっている。
第1部では、ASEANエア・トランスポート・インテグレーション・プロジェクト(AATIP)の航空輸送エキスパート、ウォルフガング・サンダーフィッシャー氏と、ASEAN事務局とASEAN経済共同体局の上席担当官、エディ・クリスメイディ・スーマウィラガ氏が講師を務める。
会場は17日が東京・永田町の全国町村会館、18日が大阪・東大阪市のマイドームおおさか。時間はいずれも午後2時から午後5時までで、午後1時半から受付を開始する。参加希望者は、アセアンセンターのウェブサイトに記載されたメールアドレスに申し込む。
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「2015年ASEAN経済共同体最新事情:観光と航空」(日本アセアンセンター)
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