エアバスは現地時間12月3日、フィンエアー(FIN/AY)がA350-900型機8機を追加発注したと発表した。オプションだった8機分を確定発注に切り替えたもので、今回の追加発注により、FINは同型機を19機発注したことになる。
FINのA350-900はビジネス46席、エコノミーコンフォート43席、エコノミー208席の計297席。受領は2015年秋の予定で、欧州の航空会社としては初となる。アジア線や北米線など、長距離路線に導入する。
A350 XWBは3機種で構成。座席数はメーカー標準仕様で短胴型のA350-800が276席、A350-900が315席、A350-1000が369席で、エンジンは英ロールス・ロイス社製トレントXWBを搭載し、燃費を25%改善する。11月末現在、40顧客から775機を受注している。
7月から8月にかけて、世界14都市で実施した路線実証飛行試験を終了。商業飛行時の運用性を実証した。11月19日にはアジアを歴訪するデモ飛行ツアーの一環として羽田に初飛来した。
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