12月2日午後、ジェットスター航空(JST/JQ)の豪州ケアンズ発成田行きJQ25便のボーイング787-8型機(登録番号VH-VKB)が、グアムへダイバート(目的地変更)した。エンジンオイル関連の異常を知らせるメッセージが、操縦室内に表示されたため。グアムで機体を確認したところ、運航継続に支障はないと判断。成田へ向かった。乗客乗員にけがはなかった。
乗客128人を乗せてケアンズを出発したJQ25便は、現地時間午後5時58分にグアムへ着陸。機体の状態を確認後、午後8時36分に成田へ向けて出発した。成田へは午後8時に到着予定だったが、約3時間遅れの午後10時55分に着いた。
JQ25便遅延の影響で、折り返しのケアンズ行きJQ26便(定刻午後9時20分発)は欠航した。JSTでは、計器表示に異常が生じた原因を調べる。
JSTの787-8の座席数は、ビジネス21席、エコノミー314席の計335席。
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