空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP(エーエヌエー・デューティーフリーショップ)」を運営する全日空商事デューティーフリーは12月1日、成田空港の免税エリア内の店舗をリニューアルオープンした。通路の拡張などで空間を広くし、ニューヨーク発の化粧品ブランド「Kiehl’s(キールズ)」の取り扱いを開始した。同ブランドの成田空港内での取り扱いは初めて。
リニューアルしたのは、第1ターミナル南ウィングの店舗。什器の低くして奥まで見通せるようにし、広い空間を作り出した。メイン通路は1メートル幅から1.2メートル幅に拡張。大きなカバンを持った搭乗客が動きやすいようにした。
店内は男女別の購入スタイルに合わせたレイアウトに変更。女性客は滞在時間が長く、商品を手に取りながら購入することから、女性客が多く購入する化粧品は壁にそろえて配置。男性客は目的のものを購入したらすぐに退店する傾向から、男性客が多く購入するタバコや酒類は正面中央部に配置した。
Kiehl’sは天然由来成分の化粧品を取り扱うブランドで、39カ国で展開。日本では20代から30代の女性を中心に人気が高く、近ごろは中華圏の利用客も多く購入しているという。
午前7時30分から午後8時30分まで営業。年中無休。
全日空商事デューティーフリーは、ANAホールディングス(9202)傘下、全日空商事のグループ企業。成田空港第1ターミナルでは今回のリニューアル店を含め3店舗、第2ターミナルで2店舗、羽田空港国際線ターミナルで2店舗、関西空港で3店舗を運営。関西空港第2ターミナルではピーチ・アビエーション(APJ/MM)の免税店「フーシア・バイ・ピーチ(Fuchsia by Peach)」を受託運営し、計11店舗の免税店を運営している。
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