成田国際空港会社(NAA)は11月27日、2015年4月8日に開業する第3旅客ターミナル(LCCターミナル)の商業施設について、概要を発表した。国内空港最大級のフードコートや24時間営業のコンビニエンスストア、成田空港最大の免税店などを揃え、26店舗が国内外の利用者を出迎える。
LCCターミナル本館2階にある、出国手続き前のエリアには、座席数400席以上と国内空港では最大級となる、広さ680平方メートルのフードコートを設置。空港初出店となる「宮武讃岐うどん」や長崎ちゃんぽんの「リンガーハット」、成田空港初出店のハンバーガーショップ「フレッシュネスバーガー」、立ち食い寿司「TATSU SUSHI」など、7店舗が出店する。外国人にも人気がある、麺類や寿司を重視した。
テーブルとイスは無垢材を使用し、ソファベンチも設ける。無印良品のアドバイザーを務めるプロダクトデザイナー深澤直人氏がこれらを監修する。食事に加えて、フードコートは休憩スペースとしても利用できる。
物販店はコンビニ「ローソン」やバニラエア(VNL/JW)の売店「V store」、春秋航空日本(SJO/IJ)の売店など8店舗や、みずほ銀行の外貨両替店などが入る。
フードコートや物販店は保安検査場の手前にあるため、LCCに搭乗しない人や到着客も利用できる構造になっている。
本館3階の出国手続き後の免税エリアには、成田空港最大の免税店「Fa-So-La DUTY FREE」や、日本の電化製品を扱う「Fa-So-La SOUVENIR AKIHABARA」など4店舗とカフェを設置。出国手続きを終えてから、搭乗までのルートに沿って全店舗を並べる。
サテライト施設2階の搭乗ゲート付近には、就航するジェットスター・ジャパン(JJP/GK)やVNLが物販店を出店する。
NAAでは、LCCターミナルと同時期となる4月上旬に、第2ターミナルの本館とサテライト施設を結ぶ連絡通路に、休息スペース「寛(くつろ)ぎの大空間」もオープンさせる。
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成田国際空港
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