エア・ドゥ(ADO/HD)は、初の国際線となるチャーター便を札幌-台北(桃園)線で運航した。11月20日と24日に1往復ずつ運航した。
運航機材はボーイング737-700型機で144席。20日に札幌発HD9252便(登録番号JA08AN)は午前8時21分に出発。台北への到着は午前11時58分だった。乗員は6人で、提供座席数120席に対し73人が搭乗。ロードファクター(座席利用率、L/F)は60.8%だった。
24日の台北発HD9253便(登録番号JA11AN)は台北を午後5時43分に出発。札幌への到着は午後10時38分だった。乗員は6人で、提供座席数120席に対し66人が搭乗。L/Fは55.0%だった。
ADO初となる機内食は十勝和牛のフィレ肉ローストを提供。札幌発便ではスモークが香る照り焼きソース、台北発便では北海道産ホースラディッシュを使用した。そのほか札幌発便ではズワイガニやイクラ、シャケを使用した海鮮ごはんや、オホーツク沿岸・枝幸(えさし)産のホタテの煮物、ウニやズワイガニを使用した海鮮茶碗蒸しを用意。台北発便ではスモークサーモンやズワイガニの押し寿司、ズワイガニやニシンのマリネなどのサラダを提供。道産の食材を使用した。
機内ではサッポロビールが道内限定で販売している「サッポロクラシック」やポッカサッポロフード&ビバレッジの道内限定販売の炭酸飲料「リボンナポリン」などを提供。北海道らしさを前面に打ち出した。
ベア・ドゥのポーチや北海道スープセット、ADOの制服を着たリカちゃんマスコットを販売。それぞれ1000円または300台湾ドルで提供した。
機内エンターテインメントとして、洞爺湖のほとりを舞台に、原田知世さんと北海道出身の俳優、大泉洋さんが主演した映画『しあわせのパン』を上映。オーディオチャンネルでは定期旅客便と同じく北海道出身の俳優、音尾琢真さんがパーソナリティを務める『Scene from Hokkaido』などを放送した。
20日出発便の搭乗者には搭乗証明書のほかベア・ドゥのぬいぐるみやオニオンスープ、石屋製菓の「白い恋人」などをプレゼントした。
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エア・ドゥ
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