フィリピンのLCC(低コスト航空会社)のセブパシフィック航空(CEB/5J)は、2015年3月26日から成田-セブ線を直行便で開設する。週4往復で機材はエアバスA320型機(180席)。
運航日は火曜と木曜、土曜、日曜日を予定。セブを午前5時55分に出発し、成田には午前11時20分に到着する。折り返し便は午後0時5分に成田を出発し、午後4時25分にセブに着く。
日本でも人気のあるセブ線を開設することで、CEBではセブへの日本人観光客が増加すると見込んでいる。また、ビサヤ地方やミンダナオ地方から日本を訪れやすくなるため、日本でサクラの見ごろを迎える時期に就航する。
同社は成田-セブ間を運航する唯一のLCCで、最安運賃は片道6299円から設定。同社によると、同路線を運航する他社と比べて約60%安いという。
CEBは2008年にマニラ-関西線を開設。今年3月には成田と中部からマニラへ直行便を就航させた。機材はA319を10機、A320を28機、A330を5機、ATR 72-500を8機の計51機保有しており、2021年までにA320を10機、A321neoを30機、A330を1機受領する見込み。アジアや中東への国際線が25路線で、フィリピン国内線は同国最大のネットワークを構築している。
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セブパシフィック航空
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