香港ドラゴン航空(HDA/KA)は11月から、エアバスA320型機にオンデマンド機能を備えた機内エンターテインメントシステム(IFE)を導入する。同社のA330とA321に導入済みのものと同タイプのもので、個人の端末でコンテンツを受信する仕組み。
ビジネスとエコノミー両クラスで提供する。HDAのIFE「Studio KA」は個人の端末に専用アプリをダウンロードし使用する。コンテンツは機内のWi-Fiを通じて配信、エコノミーでは80本の映画や500本以上のテレビや音楽番組、16局のラジオチャンネルを提供する。
ビジネスではこれらに加え、20本以上のドラマやコメディ番組などを追加配信。備え付けのiPadで受信する。
HDAではA330とA321向けのStudio KAを2013年初頭から導入。A330は18機、A321は7機保有している。A320は15機で、158席(ビジネス8席、エコノミー150席)のほか、エコノミーのみ168席を設定する。
キャセイパシフィック航空(CPA/CX)系列のHDAは、1985年7月に香港-コタキナバル(マレーシア)間で運航を開始。現在は49都市に就航している。
関連リンク
香港ドラゴン航空
・香港ドラゴン航空、A321中古機1機受領 CITリース(14年10月21日)
・香港ドラゴン航空、人気レストラン協力の機内食 福岡-香港線で(14年6月9日)
・スターフライヤー、『孤独のグルメ』機内放映 地上係員も特別出演(14年10月2日)
・エミレーツ航空、機内で『アナ雪』視覚障がい者向けに 16タイトルで解説放送(14年8月9日)
・JAL「スカイWi-Fi」、一足先に使ってみた(14年7月20日)