日本航空機製造のYS-11型機以来、約50年ぶりの国産旅客機となる三菱航空機のMRJが10月18日、ロールアウトした。式典会場には約500人が出席し、合唱や和太鼓が披露された後、牽引車に引かれたMRJの飛行試験初号機(登録番号JA21MJ)が姿を現した。
*名古屋空港を離陸しました。
・MRJが初飛行 YS-11以来53年ぶり、”11″並びの日(15年11月11日)
実機を目にした三菱航空機の川井昭陽社長や、ローンチカスタマーで25機(確定15機、オプション10機)を発注したANAホールディングス(9202)の伊東信一郎社長、32機を発注する覚書(MoU)を交わした日本航空(JAL/JL、9201)の植木義晴社長は、異口同音に機体の美しさを絶賛した。
MRJの初飛行は2015年4-6月期、型式証明の取得は2017年上期を予定。ANAへの初号機引き渡しは、2017年4-6月期となる見通し。
今後飛行試験初号機と2号機では、アビオニクスや操縦系統、降着装置、エンジンなどを試験するほか、地上振動試験や電磁干渉試験、安全性確認試験、地上走行試験などを実施する。
*写真は全30枚(機体後部やエンジン、主脚などはログイン後にご覧いただけます)。
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