羽田国際線に北海道レストラン　全日空商事、道産素材使用

　ANAホールディングス（9202）傘下の全日空商事は9月30日、羽田空港国際線ターミナルに飲食店「HOKKAIDO KITCHEN（ホッカイドウキッチン）」をオープンした。同社グループ企業「ANA FESTA」が運営、札幌・中央区などでレストランを展開する「YOSHIMI」が協力した。

国際線ターミナル制限エリアにオープンしたHOKKAIDO KITCHEN（イメージ、全日空商事提供）

　ANA FESTAが羽田空港国際線ターミナルにレストランを出店するのは初めて。

　ザンギ（唐揚げ）や道産牛のビーフカレー、道産生乳を使用したYOSHIMIオリジナルのソフトクリームなど、北海道の素材を使用したメニューを用意する。外国人に人気の高い北海道の食材を使用することで、訪日客や乗り継ぎ客に訴求する。

　店内は18席で、持ち帰りもできる。国際線ターミナル3階の制限エリア内で、午前6時から翌日午前0時30分まで営業。年中無休。

　「ANA FESTA」は全日空商事のグループ企業で、同名の空港内ギフトショップ34店舗のほか、レストランを羽田空港国内線第2ターミナル内で7店舗、那覇空港で2店舗、石垣空港で1店舗を運営している。

　YOSHIMIはレストラン運営のほか、クッキーやカレーせんべいなども販売。ANA FESTAで販売するサンドイッチ類は、今年の夏休みの「空弁」売り上げで上位にランクインした。

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