日本航空(JAL/JL、9201)と京セラ(6971)は9月23日から開催される、福島・広野町の中学生が参加し、米・サンディエゴで「TOMODACHIイニシアチブ」の一環として実施される交流プログラムを支援する。プログラムは9月30日まで開催。
「第24回日米草の根交流サミット2014サンディエゴ大会TOMODACHI広野町代表団プログラム」で、広野町の中学生15人は同大会開会式でコーラスを披露したり地元高校生を訪問するなどして、交流を深める。
生徒たちは成田-サンディエゴ線JL66/65便を利用する。参加費用の大部分を、両社や後援企業が負担する。
「TOMODACHIイニシアチブ」は2011年3月の東日本大震災での米軍と自衛隊の緊急人道救援活動「トモダチ作戦」の精神を基盤に設立された、在日米国大使館と米日カウンシルの主導の官民パートナーシップ。JALと京セラ両社は2013年3月に「TOMODACHI in San Diego 2013」を共催、宮城・気仙沼市の高校生など7人がサンディエゴの米海軍と海兵隊基地を訪問し、感謝の気持ちを伝えた。
日米草の根交流サミット大会は、公益財団法人「ジョン万次郎ホイットフィールド記念国際草の根交流センター(CIE)」が日米で交互に、毎年開催しているイベント。互いが国境や言葉、生活習慣などの違いを超え、理解することで両国の友好関係を築くことを目的に開催している。
関連リンク
日本航空
京セラ
TOMODACHIイニシアチブ
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