羽田空港内の弁当・食料品を開発する日本エアポートデリカはこのほど、東京・豊島区のラーメン店、大勝軒と共同で弁当「大勝軒 らぁ丼」の販売を開始した。「空弁」として空港内限定で販売する。
大勝軒のもりそば(つけ麺)を丼もので再現。炊き込みごはんに半熟玉子やチャーシュー、鶏そぼろ、メンマなどをトッピングした。ブタやカツオ、アジ、サバで出汁(だし)を取った同店監修のスープで米を炊き、スペースが限られる機内でスープをこぼさずに味を楽しめるように配慮した。
羽田空港第1・第2ターミナルの「空弁工房」や「ピア」「BLUE SKYゲートショップ」など各店で販売する。税抜き815円。
大勝軒は1961年、東池袋で開業。同店の看板メニュー「特製もりそば」はつけ麺の元祖とされ、創業者の山岸一雄氏が考案した。
「空弁」は空港で販売する弁当で、駅弁の空港版のようなもの。機内や搭乗待ちのロビー、持ち帰りなどで食されている。
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日本エアポートデリカ
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