ボーイングは現地時間8月29日、中国南方航空(CSN/CZ)系の厦門(アモイ)航空(CXA/MF)に787-8型機の同社向け初号機を引き渡したと発表した。787を運航するのは、中国国内ではCSNと海南航空(CHH/HU)に続き3社目となる。
ボーイングはCXAの787向けに、モニタリングシステム「ボーイング・エアプレーン・ヘルス・マネージメント(AHM)」や技術者向けのパーツ管理ツール「メンテナンス・パフォーマンス・ツールボックス」を提供する。
CXAは欧州や北米、豪州線での導入を予定。同社は現在、国内線218路線と国際線26路線を運航している。中国の航空会社では唯一、全機がボーイング機。2013年11月には100機目のボーイング機となる737-800型機を受領。現在、6機の787-8を発注済み。2015年までにこれらを含む150機での運航を計画している。
関連リンク
厦門航空
Boeing
ボーイング・ジャパン
・ボーイング、アモイ航空に100機目納入(13年11月13日)
・ボーイング、アモイ航空から787-8を6機受注(13年8月27日)