エアライン, 空港 — 2014年8月26日 21:00 JST

ANA、羽田-名古屋線の販売開始 7000円から

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 全日本空輸(ANA/NH)は8月26日、冬ダイヤが始まる10月26日に就航する羽田-中部(セントレア)線の販売を開始した。東京と名古屋を結ぶ同社の路線は、1982年6月に運休して以来およそ32年ぶりの運航再開となる。

羽田-中部線の販売を開始したANA=14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 片道の普通運賃は2万900円で、割引運賃は搭乗60日前までに購入する「旅割60」がもっとも安く7000円。45日前まで購入の旅割45が7700円、28日前までの旅割28が8200円、3日前までの特割が8600円、株主優待が1万750円、ビジネスきっぷが1万8200円、往復運賃の片道分が1万8800円となっている。

 羽田-中部線は1日1往復で、機材はボーイング737-800型機。主に167席仕様(プレミアム8席、普通席159席)の機体で運航する。羽田発NH85便は、羽田を午後6時25分に出発し、中部には午後7時30分に到着する。中部発のNH86便は午前7時50分に中部を出発し、午前8時50分に羽田へ着く。

 同路線により、羽田で乗り継ぐ中部圏の国際線利用客を取り込む。NH85便へは、羽田に午後到着するロンドン発NH278便やフランクフルト発NH224便など、国際線5便から乗り継げる。NH86便は羽田到着後、午前から正午過ぎに出発する上海行きNH1259日やパリ行きNH215便など国際線9便へ乗り継げるようになる。

 ANAは3月30日、羽田空港の発着枠拡大で国際線を17路線23便に拡充。羽田-中部線の就航により、中部地域から昼間帯に運航する欧州路線への乗り継ぎに対応する。

 一方、日本航空(JAL/JL、9201)は羽田-中部線を2013年3月31日に、1日1往復で運航開始。今年の3月30日からは1日2往復に増便している。

運航スケジュール
NH85 羽田(18:25)→中部(19:30)
NH86 中部(07:50)→羽田(08:50)

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