全日本空輸(ANA)をはじめとするANAグループでは、9月から11月までの3カ月間、機内や空港ラウンジで石川、岡山、大分の各県の特産品を提供する。日本各地の名産品などを紹介する「テイスト オブ ジャパン バイ ANA(Tastes of JAPAN by ANA)」の一環。
国際線ファーストクラスの機内食では、大分県名産「豊後牛」のグリルを提供。「豊後鰤(ブリ)照り焼き」や県産カボスを使ったスイーツ「オペラ」なども用意する。ブリ照り焼きは9月のみ。提供路線は東京(羽田、成田)発の欧州、北米路線で提供する。
ビジネスクラスでは、石川県名産「ノドグロ」の煮付けや金沢の郷土料理「治部煮(じぶに)」、小松市のブランド米「蛍米」で作ったカニご飯を提供する。「能登牛とドライトマトのピンチョス」や「加賀かりんとうシューラスク」なども用意。東京(羽田、成田)発の東南アジアやインド路線で提供する。
羽田空港と成田空港の各国際線ラウンジでは、岡山県産の黄ニラと小魚のママカリのマリネを提供。県名産「桃太郎ぶどう」のコンポートや県中央部で収穫したユズ果汁を使用した日本酒ベースのリキュール「ゴゼンシュ9 ゆずの酒」も用意する。
羽田空港の国内線と国際線、成田空港の国際線、関西空港の国際線の各ラウンジでは、3県の日本酒や本格焼酎も提供する。
「テイスト オブ ジャパン バイ ANA」は2013年9月にスタートしたプロジェクト。食や酒、スイーツ、文化などをテーマに3カ月間、3つの都道府県をピックアップし特集する。約4年ですべての都道府県を網羅する予定。
関連リンク
Tastes of JAPAN by ANA
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・ANA、地酒や焼酎を空港ラウンジで紹介 4年3カ月かけて47都道府県(13年11月25日)