スカイマーク(SKY、9204)の2014年7月利用実績は、ロードファクター(座席利用率、L/F)が74.4%と前年同月比2.8ポイント上昇した。搭乗者数は9.7%増の66万6834人、提供座席数は6.7%増の92万949席だった。
羽田発着6路線のL/Fがすべて70%以上と好調だったものの、地方路線は人口の少ない都市を中心に苦戦が続いている。
昨年12月に開設した米子路線は、羽田発着便を除くとL/Fが30-40%台と低迷。LCC(低コスト航空会社)と競合する成田路線のL/Fは70%台と好調だが、運賃競争が激化していることから、路線別の損益分岐点はLCC並みの80-85%以上とみられる。
一方で、昨年4月開設の仙台路線は当初L/Fが40-50%台だったが、60%台に伸びてきている。また、季節変動の大きい沖縄の石垣線と宮古線は、ともにL/Fが70%を超え、搭乗者数も2桁の伸びを示した。
羽田
羽田発着6路線のうち、最もL/Fが高かった路線は
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