日本航空(JAL/JL、9201)が2013年1月から導入を開始した、長距離国際線用ボーイング777-300ER型機の新仕様機「SKY SUITE 777(スカイスイート777)」の改修最終号機(登録番号JA741J)が7月26日、羽田発パリ行きJL045便で就航し、27日に羽田へ戻った。
スカイスイート777の開発は、JALの経営破たんから1年後の2011年1月にスタート。初号機(JA731J)の改修は2012年10月に着手し、12月20日に報道関係者へ公開された。
2013年1月9日からは最初の投入路線、成田-ロンドン線に就航。現在は羽田-ロンドン線、パリ線、成田-ニューヨーク線、ロサンゼルス線、シカゴ線、フランクフルト線、ジャカルタ線の7路線で運航しており、12月1日からは羽田-サンフランシスコ線にも投入する。
最終号機の改修を終えたことで、JALが運航する13機の777-300ERすべてが新仕様機になった。
座席数はファースト8席(改修前8または9席)、ビジネス49席(77または63席)、プレミアムエコノミー40席(46または44席)、エコノミー135または147席(115または156席)の計232または244席で、改修前より席数を抑えた。時刻表などでは同機を「SS7」と表記している。
JL045便は26日午前9時、羽田空港国際線ターミナル112番スポットに到着。午前10時40分(定刻午前10時35分)に出発し、パリのシャルル・ド・ゴール空港には26日午後3時32分(同午後4時10分)に到着した。折り返しのJL046便は、26日午後9時6分(同午後9時)にパリを出発し、羽田には27日午後4時12分(同午後3時55分)に戻った。
スカイスイート777最後の改修となったJA741Jは、6月14日夜に成田からフェリー(回送)で羽田へ到着。7月24日午前に改修を実施した羽田のM1格納庫から出庫し、25日まで隣接するM2格納庫で路線投入に向けた最終整備が実施された。
*写真特集第1回を掲載しました。シートをすべて外した機内の写真はこちら。
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