ボーイングは現地時間7月16日、5000機目の737NG(次世代型737)となるC-40A型機をロールアウトしたと発表した。C-40Aは737-700C型機をベースに開発された輸送機で、米国海軍へ引き渡す。
1967年に初飛行した737の発展型である737NGは、737-600/-700/-800/-900ERの4機種で構成。1993年11月にサウスウエスト航空(SWA/WN)が737-700を63機発注したことでローンチした。同時期に開発された777の技術が取り入れられている。4機種のうち、もっとも小型の737-600(1クラス132席)は2012年に販売を終了している。
現在、737NGは6804機、737 MAXは2109機を受注。737全体では軍用機100機以上を含め、1万2000機を突破している。4000機目のロールアウトは2012年4月で、中国南方航空(CSN/CZ)へ737-700が引き渡された。
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Boeing
ボーイング・ジャパン
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