ボーイングは現地時間7月14日、アイルランドを拠点とする航空機リース会社アボロンから787-9型機を6機と737 MAX 9を5機追加となる発注コミットメントを獲得したと発表した。カタログ価格で20億ドル(約2030億6000万円)。
アボロンの787シリーズ発注は初めて。所有する737 MAXは20機となる。
787-9はエンジンに英ロールス・ロイス製トレント1000を採用。全長が6メートル長くなり、航続距離が300海里(555キロメール)延長しながらも、消費燃料は同クラス機よりも20%削減できるとしている。3クラス仕様のメーカー標準座席数は、787-8の242席に対して約40席増加し、280席程度となる。
現在、26顧客から409機の787-9を受注し、787型機全体の約4割を占める。
関連リンク
Avolon
Boeing
ボーイング・ジャパン