羽田空港船着場を運営する日本空港ビルデング(9706)は7月20日から、同船着場を起点とする定期航路の運航を開始する。船舶の運航は横浜・西区のクルーズ会社、ケーエムシーコーポレーションが担当。横浜・西区のみなとみらい地区と東京・港区台場のお台場海浜公園から羽田空港へ、海上のアクセスが可能となる。
航路はぷかりさん橋-羽田空港船着場-お台場海浜公園。日曜日限定で、各区間1往復のみ運航する。乗船時間は各区間90分で、12歳以上が2500円、3歳以上12歳未満が1250円、3歳未満は無料となる。
使用する船舶は98人乗りの「オーシャンクラフト」、68人乗りの「リザーブⅠ」、144人乗りの「オセアンブルー」のいずれか。
これまではバスや電車などを利用していた同区間の交通アクセスに船舶を加え、利便性の向上を目指す。日本空港ビルデングによると、運航ルートからは航空機の離発着や海上から高層ビル群などを楽しめ、観光ルートとしても期待しているという。
羽田空港船着場は観光や防災面などの利用目的で整備し、2011年7月に運用開始。2013年7月からは、芝浦や日本橋方面などに水上タクシーの運航を開始している。
運航スケジュール(毎週日曜日のみ)
ぷかりさん橋(10:30)→羽田空港船着場(12:00)
羽田空港船着場(13:15)→お台場海浜公園(14:45)
お台場海浜公園(14:55)→羽田空港船着場(16:25)
羽田空港船着場(16:45)→ぷかりさん橋(18:15)
関連リンク
羽田空港船着場
ケーエムシーコーポレーション
・羽田から都内へ水上タクシー 7月から予約制で(13年6月18日)