ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は7月7日、インターネットプロバイダーのソネットが扱う携帯電話用プリペイドSIMカード「プリペイド LTE SIM」を、15日から機内販売すると発表した。国際線のうち、関西空港到着便の機内で販売する。
昨年訪日外国人が初めて1000万人を突破し、日本到着後の通信手段として需要があることから、訪日外国人を主なターゲットに取り扱いを決めた。
ソネットのプリペイドSIMカードは、購入者がSIMロックがかかっていないスマートフォンに差し込み、ウェブサイトから手続きすると利用できる。
同SIMカードは、NTTドコモ(9437)のLTE回線に対応。通信できる容量が100MB(メガバイト)の「プラン100M」(利用期間30日間)が3000円(税込)、容量が500MBの「プラン500M」(利用期間60日間)が5000円(税込)。500MBで利用できる目安として、動画サイト「ユーチューブ」の視聴では約250分、ウェブサイトの閲覧は約2000ページ分としている。
SIMサイズは通常の大きさとマイクロSIM、ナノSIMの3種類で、最大通信速度は下り150Mbps(メガビット毎秒)、上り50Mbpsとなっており、容量は追加チャージできる。
ソネットでは、4月から関西空港で、同SIMカードを自動販売機で販売している。
関連リンク
ピーチ・アビエーション
Prepaid LTE SIM by So-net
・関空、ソネットのプリペイドSIMカード自販機販売 訪日客ターゲット(14年4月15日)