三菱航空機と三菱重工業(7011)は6月17日、最終組立が進むリージョナルジェット機「MRJ」の飛行試験機初号機について、主翼と胴体を結合する作業が完了したと発表した。
作業はMRJの最終組立工場である、三菱重工の名古屋航空宇宙システム製作所(名航)小牧南工場で実施。今後は米スピリット社製のパイロンや、米プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製のギヤード・ターボファン・エンジン「PurePower PW1200G」の搭載作業を進めていく。
MRJの初飛行は2015年4-6月期、初号機の引き渡しは2017年4-6月期を予定している。
・三菱航空機、MRJのエンジン写真公開(14年6月6日)
・スピリット、MRJ向けパイロン初出荷(14年5月9日)
・三菱航空機、MRJ飛行試験初号機の右主翼写真公開(14年4月14日)