ボーイングは現地時間6月5日、蘭アークフライ(TFL/OR)に787-8型初号機を引き渡したと発表した。TFLは787-8を運航するオランダ初の航空会社となる。
787-8は現地時間6月4日に米エバレットのペインフィールド空港を出発。翌5日にアムステルダムのスキポール空港で引き渡された。
TFLは787-8をキュラソー、アルバ、ボネールなどのカリブ海の蘭領路線に導入する。
現在、TFLから787-8を15機受注し、6機を引き渡し済み。このうち3機をTFLと、TUI系列の英トムソン航空(TOM/BY)とベルギーのジェットエアフライ(JAF/TB)が運航している。このほか、737NG(次世代型737)と767-300ERを1機ずつ受注している。
TFLはアムステルダムを拠点とする航空会社で、旅行会社の独TUIグループのひとつ。欧州やアフリカなど約60都市に就航している。
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