東日本旅客鉄道(JR東日本、9020)と日本航空(JAL/JL、9201)は6月3日、台湾での旅行会社の共同運営に合意したと発表した。
JR東日本グループの旅行会社、びゅうトラベルサービスが、ジャルパックの子会社で台湾の旅行会社「創造旅行社股份有限公司」(CTT)の株式を49%取得。7月から共同で事業を運営する。
JR東日本は、台湾市場向けの鉄道旅行商品で交流人口の拡大に努めたい考え。JALは訪日客向けの個人旅行をはじめ、訪日旅行商品の需要拡大を目指す。
両社は「陸」と「空」から旅行商品を開発し、中長期的にはCTTを拠点としてアジア市場の訪日旅行需要の創出したいとしている。